続・ユビキタスの街角

ユビキタスの街角(http://tmasui.blogspot.jp/)から引っ越してきました

1980年代からEmacsを使い続けてて、 Emacs Lispでいろいろ拡張機能を作ったりしてたのだが、 あまりに保守的すぎるのでAtomに乗り換えようかと思っている。

Atomはいろいろ利点がありそうである。

  • 基本的なキーバインディングがEmacsと同じ
  • 拡張機能が沢山ある
  • JavaScript/CoffeeScriptで拡張機能を書ける
  • ブラウザ技術が色々使える
  • MarkDownやHTMLのプレビューが簡単
  • 画像その他の対応が簡単そう
  • GitHub連携がたぶん便利
  • マルチカーソルが使える
Emacsでは日本語入力(pobox.el)とDynamic Macro(dmacro.el)を常用していて、 これらが使えないと激しく困るのでなかなかEmacs離れできなかったのだが、 Atom上でDynamic Macroを使えるようになったので 乗り換えようという気になってきた。 成功するかどうかわからないが乗り換え挑戦してみようと思う。

三角関数なんか勉強してもしょうがないみたいな発言が問題になったことがあったが、 では何故学ぶ必要があるのか人に聞いてみても明確に答えてもらえることが少ない。 三角関数をよく使う人は「なんとなくいろいろ便利じゃない?」ぐらいに思ってるようだし、 ふだん使わない人は 高校で「加法定理」みたいなものを覚えさせられたために 面倒な割に不要なものだと印象づけられている気がする。

私の理解では、三角関数が重要なのは 振動や回転の理解や計算に必要 だからである。

  • 世の中に振動するものや回転するものは無限にある。
  • 力を加えたら反発するような性質をもつものは沢山あるが、 そこでは必ず振動や波が発生する。 実際、音も光も電気も振子も何でも波であり、三角関数で計算できる。
  • 「幅1mのドアを半分開けたら何センチ飛び出すか」のような簡単なものから 3次元コンピュータグラフィクスのような複雑なものまで、 回転するものが関係するあらゆる計算に三角関数が必要である。
こういう了解があれば、 高校生が三角関数の基礎ぐらい知っておくべきだということに 疑問は無いと思うのだがどうだろう? (もっと説得力ある説明あれば教えて下さい)

(追記 2015/11/8) 以下のアニメgifはWikipediaのものです

銀塩写真の時代には、撮った写真を「写真アルバム」に貼ってコメントを書いて整理していたものである。 我家にもそういうアルバムが沢山あり、 阪神大震災で家が全壊して沢山のものを捨てざるをえなくなったときも写真アルバムだけはすべて大事に回収した。
デジカメ時代になって写真をいくらでも撮れるようになった現在、 写真をきちんと整理する人がかえって減ったような気がする。 うまく整理するシステムが無いのかもしれないし、写真が沢山ありすぎて整理する気が萎えているのかもしれない。 沢山のWebページから大事なものを抜き出して整理してコメントをつける人がほとんどいないのと同じように、 自分の沢山の写真から良いものを抜き出して整理してコメントをつける人はいないのだろう。

昔のようにアルバム整理を趣味のようにすることは難しいかもしれないが、大量の情報の中から大事なものを抜き出して、後で閲覧しやすいように整理できれば嬉しいのは確かである。 大量の情報から良いものを抜き出して整理することは「キュレーション」と呼ばれるが、Web情報や自分の写真に対してキュレーションを行ない、閲覧して楽しんだり他人に自慢したりできると良いだろう。

ここでは「いかに簡単に大事な情報を選択するか」と「いかに簡単に閲覧できるか」が重要なわけだが、前者はGyazoで実現可能であり、後者はGearで実現できている。 GyazoとGearを融合して 楽々「マイキュレーション」を実践していきたいと思う。

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