続・ユビキタスの街角

ユビキタスの街角(http://tmasui.blogspot.jp/)から引っ越してきました

2016年08月

南極探検のアーネスト・シャクルトンといえば、何年も氷に閉じ込められてペンギンを食べながら乗組員全員を生還させたという驚異の人である。冒険記を読んだときは驚愕したもので、その後私が山や海やで大変な目にあったときも「シャクルトンはもっと大変だったんだし!」と思って頑張ることができたのであった。(もちろんレベルは全然違うのだけど)

それにしても毎日ペンギンばかり食べて生きていけるものなのか不思議だったのだが、イギリス人のシャクルトン達にとっては実はペンギンは普通に御馳走だったのかもしれないという気がしてきた。日本人だったら食事的に発狂してたのではなかろうか? 食べ物にこだわらないイギリス人の特性のために生き残れたのかも??

ちなみに英国ではシャクルトンは冒険家というよりも優れたリーダーとして高く評価されているようで、「シャクルトンに学ぶ経営手腕」みたいなビジネス書が沢山売られている。戦国武将みたいな扱いなのかもしれない。

CambridgeのMicrosoft Research (MSR)を見学してきた。 駅前の5階建てのビルが全部MSRである。

ケンブリッジ大学の Alan Blackwellのところで学位をとった Darren Edge氏 に案内してもらった。 Edge氏は9年ほど北京の Microsoft Research Asia (MSRA) にいたのだが6月にケンブリッジに戻ってきたらしい。

小林茂氏と親交があるというタンジブル屋の Nicolas Villar氏、 Ubicompで活躍している James Scott氏 などとも話ができて有意義であった。

CambridgeのMSRは素敵な環境で食事も美味しかった。 全員Surface BookでOfficeとIEを使っていた。 研究関連の写真は撮れなかったし、 残念ながらこれはすごいというものは無かったのだが、 良い環境で楽しく仕事ができてるのは余裕を感じた。 (行ったことはないのだが北京のMSRAよりははるかに余裕のある環境に見えた)

認証の研究してるイギリス人とブラジル人に「日本では認証のために特殊なスタンプを使ってるんだって?」と聞かれたので何のことかと思ったら普通のハンコの話だった。どのようなもので、どのように使われてて、実印や印鑑証明というものもあって、云々と説明してたら「大変興味深い!」と驚かれてしまった。普通の欧米人から見るとハンコなどというものはアッシリアの遺物ぐらいに見えるのかもしれない。

「誰が証明すんねん?」とか「なんぼでも偽造できるんとちゃうん?」とか色々もっともな疑問に答えるのが大変だった。私らだって好きで使ってるんとちゃうわい!

日本で自分のハンコを作って帰る人もいるようだし、 日本からの土産に三文判を持っていくと意外とウケるのかもしれない。 どうせ読めないのだから、複雑な名前の三文判にするといいだろう。

いらすとやの画像をランダムに3個選べばどんな物語でも作れると主張する奴がいたので適当に選んでみた。
その人物の作った話は
「飛行機が墜落する時にガラスを割って脱出した武勇伝を2chに投稿したけど「創作乙」と言われて全くスレが伸びなかった」
というものだった。 対抗して私が作った話は
「院長はラジコン飛行機落とすし看護婦はガラス蹴破るし、この病院もうダメかしら...」

やっぱり無理があるだろうか...

宝クジのシミュレーションのようなものは 簡単なプログラミングで実験することができる。 以下のような航空機座席問題はどう解けば良いだろうか?
航空機座席問題
  • 100人乗りの飛行機があり,乗客は100人いる
  • 搭乗券には席番号が書かれている
  • 最初に乗った客がチケットをなくしたので適当に座ることにした
  • 次の客は自分の席が空いていればそこに座る,埋まっていたら適当な席に座る.次も同じ...
  • 最後の客が自分の席に座れる確率は?

この答が直感的にわかる人は少ないだろうが、よく考えれば計算して納得することはできる。 しかしシミュレーションすれば大体の答はすぐに判明する。

上の問題はよく考えれば答がわかるのだが、少し変えた以下の問題だとどうだろうか。

航空機座席問題2
  • 100人乗りの飛行機があり,乗客は100人いる
  • 搭乗券には席番号が書かれている
  • 99%の人はきちんと自分の席に座ろうとするのだが、1%の人は空いてる席に勝手に座る
  • 最後の客が自分の席に座れる確率は?
これもシミュレーションすれば答はすぐわかるが、 シミュレーションせずに頭で考えて答を出すことは難しいだろう。

このように、ちょっとしたプログラミングができれば問題をすぐに解けるのにプログラミングできないとわからないままになるような問題は多い気がする。 宝クジのシミュレーションのような世の中のちょっとした疑問や 航空機座席問題のようなクイズを楽しく解きながらプログラミングを勉強するような入門本があればいい気がする。

(こういう問題を Wiki に集めています。 招待URL から登録すれば編集もできるのでご興味ある方はぜひどうぞ)

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