学会で学生がいい加減な発表をした場合、重鎮な先生が意地悪な質問をして学生を追及することがよくあるものである。 これは質問という形態をとっているけれども実際は教育的指導であり、イジメに近いこともある。 こういうことが多いため、「これは本当に質問なんですが」などと前置きしてから質問する人がいるほどである。

こういう質問をする質問者は発表者よりも有利な立場にいるので表情には余裕があるものであり、 笑みをたたえながら質問することもあるだろう。 教育的指導をしようとするときは 怖い顔で叱責するよりもフレンドリーに対応した方が良いと普通は思うだろうから、 ニコニコした顔で質問することは正しいように思われるが、 そういう態度は逆効果な可能性も考えられる。 ニコニコ顔で鋭い質問をされたら、質問された方はかなりのヤバさを感じるだろうし、 質問者の「上から目線」に反発する可能性も高い。 質問する側は優しく指導するつもりであったとしても、 質問される側は「上から目線でイジメられた」と感じてしまうことになる。

こういう問題をなくすためには、

  • 教育的指導という意味で質問しない
  • ニコニコした顔で質問しない
ということが重要になるかもしれない。