ついカッとなって新しいスマホをポチってしまった。 「ブラウザ上のクリック操作によってネット上で何かを購入する」ことを最近は「ポチる」と言うわけだが、 ネット上での衝動買い行動を短く表現する見事な言葉だと思う。 「Google日本語入力」でも「ことえり」でも普通に変換できるようなので、 完全に市民権を得ているのだろう。
「ポチ」のような擬音語が動詞になるのは珍しいが、名詞に「する」をつけて動詞化するのはごく普通である。 実際、動きを含まない名詞であっても「する」をつければ何でも動詞化できるのだが、 受け入れられるかどうかは慣れに依存する。 昔は「お茶する」のような表現は無かったと思うが、 このような表現を使う人間が増えると普通の動詞のように感じられてくるものである。 若者の間では「LINEする」のような表現が普通に使われているのかもしれない。
というわけで、 「パソコン画面の一部を選択して画像ファイルとしてWebにアップロードする」ことは今後 「ギャゾる」と表現していただきたい。