続・ユビキタスの街角

ユビキタスの街角(http://tmasui.blogspot.jp/)から引っ越してきました

2013年12月

上の写真の PowerMate という装置を使って回転インタフェースの実験をしていたのだが、 USBケーブルが邪魔なのでワイヤレス化する方法について考えていた。 ArduinoにXBee挿してロータリーエンコーダ接続するとか / RaspberryPiのWiFi使うとか / 手軽な方法をいろいろ考えていたのだが、 ワイヤレスマウスの中ボタンの回転ダイヤルを使うのが一番楽だということに気がついた。 マウスの中ボタン部分を取り出して回転板に接続し、 ホイールイベントを使うプログラムを書けば良い。

というわけで、 安いワイヤレスマウスをバラして下のようなPowerMateもどきを作ってみた。 ホームセンターで買ってきたボールベアリングの両側に円板とマウスホイールを貼り付けてある。

マウスホイールのロータリーエンコーダは基板と垂直なので、 基板から外して基板と水平になるように再配置/配線してある。

今回はスカスカなものができてしまったが、 もっと小さくまとめた「ワイヤレス回転デバイス」を作って実験してみようと思っている。 PowerMateは4000円ぐらいするのだが ワイヤレスマウスは900円ぐらいなので、 2000円以下でワイヤレスPowerMateモドキが作れるのはありがたい。

Windowsのフリーソフトをインストールすると Baiduの日本語IME勝手にインストールされてデフォルトになってしまうことがあるらしい。 今はどうか知らないが以前は 全入力をサーバに送信してたらしい。 AndroidのIMEである Simejiの開発者が 関係してると思われるが、 「IMEとは怪しいものだ」みたいな印象が広まるのは困る。

私が開発したAndroid用IMEの Slimeも Mac用IMEの Gyaim も、 自力で変換できないときは Google IME API にを呼び出すようになっているのでネットに情報を送信しているが、 もちろんログをとったり解析したりしているわけではない。 ネットを利用するIMEが悪者扱いされないようにしてもらいたいものである。

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