カッコ良い車とかカッコ良い腕時計とかが存在することは誰もが認めると思うが、
こういうテクノロジーが出現するまではこのようなカッコ良さは存在しなかったわけだから、
これらは新しいテクノロジーによって新たに出現した新しいカッコ良さだということができる。
最近の計算機製品はカッコ良さが重要になってきているようだが、 誰もが認めるカッコ良い計算機の形状とか使い方とかはまだ確定していないようだし、 もっと斬新なテクノロジーから新しいカッコ良さが出てきても良いはずである。
最初からカッコ良さのことを考えて新しいテクノロジーを開発する人はまだ少ないと思うが、 Steve Jobsなど一部の人間はそういう思考が出来たので成功したのかもしれないわけで、 実現可能性はとりあえず置いておいてカッコ良いテクノロジーについて考えると有益かもしれない。 たとえば、時間を知るために左手を見るような行動は明らかにカッコ良くないので、 時間を知るためのカッコ良い行動を考えてからそのためのシステムをデザインするといいかもしれない。