かなり前に使ったトイレの操作パネルにテプラが貼られていた。
「テプラを貼られたらデザイナの負け」だとよく言われるが、
「便器洗浄」じゃ意味がわからないから
「水を流すときは〜」などというテプラが貼られていたのだろう。
いろんなトイレで似たようなテプラをしょっちゅう目撃する。
いったいトイレを使った後で便器を洗浄したいと思う人間がいるものだろうか。 トイレの掃除屋でもない限り、 自分の汚物を流したいと考えるのが普通というものだろう。 にもかかわらず今でもかなり多くのトイレで「便器洗浄」という表記が見られる。 「汚物を流す」と書きたくないのは理解できるが、 いつまでたっても「便器洗浄」という文言が無くならないのは、 メーカーの人間がかなり重症な便器洗浄脳に冒されており、 ユーザ目線で製品を作ることができなくなっているのだろうと思う。 社内では「便器洗浄」という言葉が全く普通に使われているのではないか。
こういう危険はあらゆる分野のエンジニアに共通なので エンジニアは充分注意するべきだろう。
コメント
コメント一覧 (25)
そんなつまらんこと書いてて楽しいか?
写真2枚目の銀パネルのUIは特に最悪に思える
そして本文でもあるようにこういうことが別の分野でもおきる恐れがある。
こうして考えるとiphoneやトヨタ車のような売れているもののデザインは製作の哲学が感じられるなあ。
でもどっちかというと、すぐそばに緊急通報用のボタンがあって、そっちを間違えて押す人が多いから、のパターンもあると思うんだ。
便器乙
壊滅的なUIを目にするたびに、
こんな酷いUI設計したデザイナーは職を辞するべきだ、と思います。
製品を選択するときは機能ばかりに目が行って、UIのことまで考えないことが多いですが、使ってみてここの製品は二度と買わないわ、と思ったりしますね。
シンプルなポータブルDVDプレーヤに、同じ大きさ・色のボタンが24個並んだリモコンが同梱されてた時は正気を疑いましたわ。
立つと勝手に流すタイプもあるので必ずしもそうとは言えず。
まぁシール貼られてる時点でそーいうタイプでは無いと思いますが。
批判する前に別の視点で考えたり、なぜこうなったか理由を調べた方が良いかと。
このような設計しちゃうのは、往々にして多角的に考えられない人である訳ですが、批判する側も同じ穴の貉では少々格好悪い気が。
トイレはどんな人でも利用する可能性があるから、少なくとも利用者の8割が理解できないものは批判されてもいいと思うけどな。無条件で。
勝手に流れるタイプは流れないタイプよりも普及していないし、結構新しいし、高価なものだと思うから考慮しなくていいじゃん。
このエントリーの主題は「操作表示のわかりにくさ」であって、トイレが自動で流れるか流れないかは的外れです。
「多角的」に考えすぎた挙句に、肝心の「主題を理解出来ない」ってのはとても格好悪いですよ。
プレイヤーのボタンを見て三角とか四角が書かれてるだけで
よく分からんって言われたのを思い出しました。
これみたいに「流す」って表示しとけばいいのに
売れてるのはデザインが良いわけではなくて
買い替えの惰性に過ぎない
法規制に守られた選択肢が限られた中での消去法
あれでデザイナーだといって得意げにしているのだから
厚顔は必須な才能のひとつなのだろう
せめて内装だけでも何とかならないものか
とりあえず「流す」 が一番大きいボタンで左上でしょう。。。
ウォシュレット系ボタンは、ヘビーユーザなら勝手に探すのだから、
その下じゃないの。
かざす系なら、手の形を大きめにプリントしてその中にセンサーを配置すべきでしょうね。
自分は13のコメントに同意。「漢字は高等で、かなが入るのは幼稚」っていう思い込みが日本をかなりダメにしている。
この一件をより一般的に解釈するならば、
自分が何か月も手塩にかけて開発したUIに対する主観的評価と、
人生で初めてそのUIをみた人の客観的評価とのギャップというリスクは
どこの世界にも生じうるからみんな気を付けようね、てことかと。
そもそもデザイナーがショボイならまぁ問題はシンプルなんだけど。
デザイナーがまともでも
決済者に不快感を与えないことで組織が回ってるケースだと
時代錯誤な業界慣習やら営業やら他部署やら役員やらクライアントの横やりで意味わからん物になっちゃったりしたのかなーとも思っちゃう。
一方、なんでもペタペタ貼りたがるテプラマニアも多いですけど(爆